高齢者も安心の生活
バリアフリー工事
住まいのバリアフリー化は、介護する側もされる側も考えておかなければならない緊急課題です。
介護保険で要支援・要介護の認定を受けていれば工事の種類によっては、住宅改修助成金が支給されます。
浴室
・ドアは引戸または折戸にし、外からも解錠できるようにする。
・浴室の出入り口や洗い場の立座りを助けるため手すりを設置する。
・脱衣所と浴室の段差を解消してつまづきや転倒を防ぐ。
・滑りにくい床材を使用する。
・浴槽はまたぎやすい高さにする。(30〜40㎝)
・ヒートショック予防のために浴室暖房を設置する。
トイレ
・足元の負担が軽く、ゆったり用が足せる洋式便器を設置する。
・立座りを助ける手すりを設置する。
・ドアは出入りがしやすいように引戸にし、外からも解錠できるようにする。
・出入り口の段差の解消でつまづきや転倒を予防する。
・滑りにくく掃除しやすい床材を使用する。
寝室・居室
・出入り口の段差の解消でつまづきや転倒を予防する。
・移動や立座りを助けるための手すりを設置する。
・滑りにくい床材を使用する。
・ドアは出入りがしやすいように引戸にする。
・段差をなくし、フローリングにすることで車いすでも室内移動がスムーズにできるようにする。
廊下・階段
・各部屋へ移動のための動線を考慮して手すりを設置する。
・各部屋と廊下との出入り口の段差をなくす。
・階段を安全に上るための手すりを設置する。
・センサー付き足元灯を設置し足元の不安を解消する。
・階段に滑り止めを取り付ける。
玄関
・外出時の移動や立座りを助けるための手すりを設置する。
・玄関扉は出入りがしやすいように引戸にする。
・段差の解消のための踏み台の設置または車いすでの移動にはスロープを設ける。
・靴の脱ぎ履きに便利なベンチ(腰掛台)を設置する。
外部アプローチ
・玄関や居室までの動線に車いすでも移動できるスロープを設置する。
・玄関先の段差や移動を助けるための手すりを設置する。
・通路面は滑りにくく凹凸のない材質を使用する。
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